TP-15  『 子供ってかわいい(2) 』

かわいいものをかわいいって思える気持ちを持つ事がなぜ大切か、という話です。

下の娘が2歳になり色々しゃべり始めると、上の娘の時と同じように「かわいい」
という気持ちが突然、盛り上がってきました。

コラム第五話「子供ってかわいい」を書いた時は
「2〜3歳の娘に対して『この頃が一番かわいいのよね』と良く言われたけれど
なんの事はない、小学生になってもかわいいじゃん」と思っていました。
それと同時に、下の娘が2〜3歳になったときその言葉の意味がわかるんじゃないか
とも予想していました。で、下の娘がまもなく三歳という時期になった訳ですが…

「この頃が一番かわいいのよね」これは真理です(笑)

二人いる娘のどっちがかわいいか、なんて質問としてナンセンスかもしれませんが
私の答えは「今は下の娘の方が圧倒的にかわいい」です。
(泣くなら泣け>小春。(笑))

その「かわいい」と感じる気持ちは「理屈じゃない」という感じがするのですが
そう感じるということは、そこに本質が見え隠れしている証拠なので「かわいいも
のをかわいいって思える気持ちを持つことは大事」の理由も関連づけて色々考えて
みることにしました。

すると、どうも「かわいい」というのは「物理的な小ささ」がキモだということが
判ってきました。これは感覚として「そんなのあたりまえじゃん」と思うかもしれ
ません(私もそう思います)が、「かわいい」に関連するコトバを並べて整理してみ
たりすると、それらのほとんどが「小さい」という事に関連しているということが
見えて来るのです。

小ささを考えれば、生後間もない赤ちゃんの方が小さいわけですが、もちろん小さ
さ以外にも色々要素はあるわけで、2〜3歳の頃は「立って歩けておしゃべり出来る」
という人間ぽい要素を持ち合わせたミニマムサイズだからめちゃめちゃかわいい
のではないか、ということです。

でも、生後間もない赤ちゃんに対して感じる「かわいい」の理屈抜き感は少ないん
ですよね。そこはやはり小ささで負けているからでしょう。

そして、コトバの関連づけを進める中で「かわいいということは、つまりどういう
ことか」という他のコトバでの置き換えも行いました。その中では「守るべきもの」
という言い換えが一番しっくり来る気がしたのです。

かわいいものをかわいいと感じるということは、守るべきものがどれだかわかる、と
いうこと。だから、そういう感性は大切なんじゃないか。私の中で漠然と考えていた
事を、そんなふうに整理してみました。

最後に・・・

上の娘が小さかった時、私は精神的に相当病んでいたわけですが「かわいい」を感
じられる感覚だけは残っていて、そこをキッカケに泥沼からの脱出が出来ました。
今実際に病んでいる人も多いと思いますが、そういう「原始的な感覚」は病んでい
る中でもしっかり残っているのではないでしょうか。自分自身を見つめる中で、そ
ういう原始的な感覚に着目してみると何かヒントがあるかもしれません。

そこについては、また後日のコラムで。(←いつだよ!)

By じんじんさん   [ 2006/10/26 ]  jj@5252.org