TP-4  『 今が一番 』

昔話をすると、「あの頃は良かったなぁ〜」という話になる事が
良くあります。

確かに若い頃、特に高校から大学にかけては
親のスネもあるし、ある程度自分で行動できる歳ですし
その上、社会的な責任は皆無に近い。
ある意味お気楽な世代なわけで、当然、社会的責任が重くなる歳の頃から
思い返せば、良かったナァ、というのもうなずけます。

で、いろいろ考えてみると、「あの頃は良かった思い」というものは
学生時代だけでなくて幼少期とか社会人になってからとか、どの時代に対しても
あるわけです。

「じゃ、どの時代が一番良かった〜?」
ということになると、私の場合、答は「なんだかんだあるけど今が一番」
ということになります。

なんだかんだあるけど、というのは
個々の事象に関して考えれば、ある特定の時代が良かった
といえる事はたくさんあるのですが、トータルで見ると
やっぱ今が一番かなぁーと思う、という意味です。

で、それは、前に富士山を見る話で紹介したのと同じように
自分が元気に生きている証、と思っています。
今が一番に感じられない時は修正を試みないとイケマセン。
今が一番、なのは過去から前進を積み上げている証拠。
歳をとり社会的につらいことが多くなっていながら、今が一番、ということは
楽しみの方もグッと厚さを増しているということにほかなりません。
今が一番に感じられない時は、楽しさが明らかに少なくなっている
ということですし。


では、これからの事は、というと。
こちらは、どうなるか判らないわけですが
私は「未来の運命は決まっている」という考え方より
「未来は作られていくもの、できれば作っていくくらいが望ましいもの」
という考え方が好きです。
作って行く、にはプランも大切になってきますが
まずは今が一番、の積み重ねで行けば、これからの事も良い方向に行く
気がします。

でも「命」の事は、また別ですね。
こればかりはどうにもならない。
せいぜい、今が一番健康! と言える様に努力していくくらい
でしょうか。身体は物理的に老化しますからせめて精神的には・・・

命はいつか必ず途切れるけれど、いつ途切れるのかわからない
そういう意味でも、今を一番、に生きていく意味はあると
思っています。

今が一番、なのに命が途切れる、ということは
一番楽しい時に死ぬ、という事とも言えますが
今が一番、と思えるなら、死ぬときは「今が死に時」って思えるのかも
しれませんしね(笑)

詭弁?

でも、死ぬ時、残念には思うだろけど後悔はしない、気がします。

みなさんはいつが一番ですか?

By じんじんさん   [ 2003/11/17 ]  jj@5252.org